お気に入りのキャンドルを復活!芯が折れた・埋もれたときの対処法

大切に使っていたキャンドルの芯が埋もれたり、折れたりして火が消えてしまい、火がつかなくなってしまった経験はありませんか?

「もう捨てるしかないのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、実は芯が短くなってしまっても、ちょっとした工夫でキャンドルを復活させることができます!

今回は、キャンドルの芯の扱い方や解決方法をご紹介します。

キャンドルの芯が埋もれたり、短くなって火が消えてしまう原因

キャンドルの芯が短くなったり、埋もれてしまう原因は、いくつか考えられます。

1. キャンドルの火を消した後、芯が倒れたままになっていた

キャンドルの火を消した後、芯の先端が倒れたままワックスが固まると、芯が埋もれてしまいます。ワックスが完全に固まってから芯を掘り出そうとすると、芯が折れてしまうことがあるので注意が必要です。火を消した後は、ワックスが固まる前にピンセットなどで芯の先端を起こしてください。

2. キャンドルの直径に対して、芯が細すぎる

キャンドルは、芯が液体になったワックスを吸い上げて燃焼しますが、キャンドルの直径に対して芯が細すぎると、ワックスから露出する部分の芯が短くなり、炎が小さくなって消えてしまうことがあります。

3. ワックスに含まれる成分の問題

ワックスに使用される顔料や香料が多すぎると、燃焼が不安定になることがあります。固形顔料は、ワックスに完全に溶けたように見えても、実際には細かい粒子が浮いているだけで、完全には溶け込んでいません。また、香料を入れ過ぎると、ワックスと香料が分離してしまうことがあります。そのため、顔料や香料を入れ過ぎると、芯の目詰まりを引き起こす原因となります。

4. 短時間の使用を繰り返している

キャンドルの表面が均等に溶け切らないうちに火を消してしまい、短時間の燃焼を繰り返すと、どんどん穴を掘っていくように中心だけが凹んでいく「トンネル現象」が起こり、芯が短くなったり、埋もれやすくなります。新しいキャンドルを使用する際は、最初の1〜2時間、表面が均等に溶けるまで灯し続けることをおすすめします。

キャンドルのトンネル現象 - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

短時間の使用を繰り返していると、このような↑深い穴ができてしまい、キャンドルを最後まで綺麗に使いきれなくなってしまいます。

火が付かなくなったキャンドルを復活させる方法

「キャンドルは育てるもの」と言われますが、大切に育てていても、さまざまな理由で火が付かなくなってしまうこともあります。

ここでは、火が付かなくなってしまったキャンドルを復活させる方法を2つご紹介します。

1. 芯の周りのワックスを取り除く

スプーンを使って芯の周りのワックスを削ったり、溶けたワックスをキッチンペーパーで吸い取って、芯を表面に露出させる方法が一番簡単です。

ワックスが硬くて削りにくい場合は、ライターやドライヤーで温めると、削りやすくなります。

キャンドルの芯の周りのワックスを取り除く - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

2. 新しい芯を添える

2つ目は、短くなった芯に、新しい芯を添える方法です。

キャンドル用の芯を購入し、長さ2cm程にカットします。

キャンドルの芯 - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

竹串などで、短くなった芯の横に深さ1cmほどの穴をあけます。

竹串で芯の横に穴を開ける

新しい芯を埋め込みます。

新しい芯を埋め込む - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

短くなった芯が再び表面に出て、火を灯せる長さになったら、新しい芯を取り除いてください。

キャンドルに火を灯す - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

キャンドル芯はどこで買える?

キャンドル用の芯は、キャンドル専門店や大手通販サイトなどで購入できます。

キャンドル用の芯は、そのままでは使えません。

ワックスに浸して芯の内部までワックスを染み込ませる必要があります。

芯がワックスでコーティングされていないと、芯だけが燃えてしまいますので、必ず芯をワックスに浸してコーティングしてからご使用ください。

座金(芯が倒れないように支える金属の台座)が付いた状態で販売しているものは、ワックスコーティング済みなので、そのままお使いいただけます。

タコ糸などを使ってキャンドルの芯を再生する方法も広まっていますが、安全性の面から推奨しておりません。

タコ糸はキャンドル用の芯として適切に設計されていないため、燃焼時に不安定になる可能性があります。

安全で安定した燃焼を保つためにも、専用のキャンドル芯を使用することをおすすめします。

周りに残ったワックスをしっかり溶かしたい場合

短時間の燃焼を繰り返して、周りにワックスの壁が出来てしまった場合は、ドライヤーやエンボスヒーターを使ってワックスを溶かします。ワックスが飛び散る恐れがあるため、風量は弱めに設定して行なってください。

エンボスヒーターでワックスを溶かす - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

ワックスを溶かし、表面を平らにします。

ワックスを溶かして表面を平らにする - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

表面が平らになったら、固まるまで待ちます。コーティングされていない芯を使用する場合は、この段階で溶けたワックスに芯を浸し、芯にしっかりとワックスを染み込ませてください。

キャンドルの表面が均等に溶けた様子 - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

元の芯があった位置を覚えておいてくださいね。

キャンドルの表面のワックスが固まった様子 - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

芯が埋もれた高さに合わせて、長めの芯を用意します。

キャンドル用の芯 - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

竹串を使って、元の芯と重なる程度の穴を開けます。

竹串でワックスに穴をあける - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

新しい芯を差し込みます。芯が長すぎる場合は、ワックスの表面から5~6mm程度露出する長さにカットしてください。

新しい芯を埋め込む - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

短くなった芯が再び表面に出て、火を灯せる長さになったら、新しい芯を取り除いてください。

キャンドルに火を灯す - キャンドルの芯が折れたり埋もれたり、火がつかない時の対処法

「もう使えないかな?」と諦めていたキャンドルも、少しの手間を加えるだけで、長く楽しむことができます。

ぜひ、今回ご紹介した方法を試して、愛用のキャンドルを再びお楽しみください!